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8)LC8エンジン

KTMを代表するツインエンジン、LC8。これは、「Liquid Cooled 8 valves」、つまり「水冷8バルブ」の頭文字から名付けられたエンジンである。

エンジン自体の重量は、58キログラムと非常に軽量である。その理由は、マルチファンクションシャフトの採用による。これは、1本のシャフトでカムシャフトドライブチェーン、スターター、ウォーターポンプ、ケースベンチレーション、そしてカウンターバランサーを駆動するシステムである。これによりエンジン構造は非常にコンパクトで軽量なものとなった。
また、ドライサンプ方式の採用に寄り、オイルパンが不要となった。これもまた、コンパクト化の実現に寄与した要素のひとつである。

990スーパーデュークに搭載されたLC8は、チューニングが見直されており、燃費が向上。さらに、ヨーロッパの排ガス規制ユーロ3にも適合している、環境性能も優れたエンジンになっている。
990スーパーデュークRは、デビュー以来多くのレースに参戦し、優れた実績を残している。このモデルにも、LC8は搭載されている。990スーパーデュークRのLC8エンジンには、電子制御フューエルインジェクションを採用。2008年モデルでは、ピストンやエグゾーストマニホールドに新型のものを採用。冷却系も最適化した結果、最高出力は98kw/10,000rpm(133PS)にまで達している。

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